んまいもん食べてやなこと忘れよっ!

美味しかったこと、楽しかったこと、たくさん発信していくよ。腹立つこと、ぐだっちゃったことも正直に話すよ。

ペットを飼う時は介護する覚悟を持って

こんばんは。

 

久しぶりの投稿です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログを始めたとき、ブログの名前やアイコンは何にしようかな…と悩みました。

特に思いつかなく、スマホのカメラロールにあった我が家のハムスターを見つけて、

ハムの名前から「きんじどん」とつけました。

とても安易なネーミングです。

 

 

ちなみに、ハムの名前は「きんじろう」です。

大変安易です。

 

 

ちなみに、メスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腑抜けたハムスターのブログアイコンは、きんじろうをモデルに作成したLINEスタンプの画像をそのまま転用しました。

 

我ながらなかなかかわいいアイコンだと親バカ爆発しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きんじろうは、2018年の3月11日に我が家の家族になりました。

夫は独身時代からずっと

齧歯類(げっしるい)」のペットが欲しいと言っておりまして、

2016年に入籍してからも、よくペットが欲しいといっていました。

 

 

しかし、昔ハムスターやうさぎを飼っていた過去のある私は

元気なときのかわいさはもちろん知っていましたが

死ぬまでの壮絶な介護や、ボロボロになって死んでいく様をもう見たくないと思っていたので断固拒否していたのです。

 

ただでさえ帰りの遅い夫。

しかも出張族の夫。

そんな人がペットを飼う資格などあるはずがありません。

 

 

 

 

しかし、結婚式も終え、新婚旅行も済ませた2018年のはじめ。

私もふと新しい家族が欲しくなりました。

 

色々なイベントが終わった今なら、きちんとお世話ができるのでは…

と考え、夫に話したところ

夫はウキウキでペットショップへ連れていってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにいたのがきんじろうです。

 

 

やけに立派なケージに一匹。

あきらかに売れ残り。生後2ヶ月以上も過ぎていてある程度大きくなったハムスター。

 

 

 

 

 

おーい

 

 

と話しかけるともさもさおが屑の中から出てきました。

 

 

店員さんに出してもらおうとしたのですが、

ケージを開けたらパニックになったのか、跳び跳ねる、噛みつく、逃げるの三拍子。

 

 

こいつはあかんな…

 

 

というのが一目でわかりました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、なんかその不器用さが愛しくて

結局飼ってしまいました。

 

 

帰りの車の中、持ち帰りようの箱の中で何をしているのか、

空気穴からおが屑がどんどん押し出され車の中がおが屑だらけになりました。

 

 

 

 

    

 

 

 

 

はじめの小屋はきんじろうには小さかったらしく、トンネルから抜けなくなったり、トイレや回し車に巣を作ったり、なんだかしっくり行かない様子でした

 

 

後に、夫お手製のきんじろうハウスができあがり、きんじろうもストレスなく生活ができるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

お散歩は玄関廊下へ行き、好きなように歩かせました。

信じられないくらい猛スピードで走り回っていました

 ※【きんじろう】で検索するとYouTubeで見れます

 

 

 

今年に入ってからはあまりお散歩でも走り回らなくなり、もう2歳もすぎたので

きんじろうもずっとおうち時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんここまできたらわかっちゃっていますよね。

 

 

そうなんです。

 

 

 

先週、きんじろうが死にました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の日の晩、おしりから沢山血が出ていて、

ぷるぷる震えていました。

病院があくのを待って駆け込みました。

エコーで見てもらうと

子宮に影がありました。

 

 

 

子宮の影がなんだったのかはわかりませんでした。

 

  

 

 

病院から帰って来て、30分もしないうちに

きんじろうは死んでしまいました。

 

 

いそいであげた、バナナも食べずに。

大好きだった麦ポップも食べずに。

 

 

 

 

 

 

 

病院の先生から、

体調が回復したら手術をしたあげた方が良いです。

今は寒いと思うのであたためてあげてください。と言われました。

 

 

 

家に着いて抱き上げたきんじろうは 

いつものあったかいハムスターではありませんでした。

呼吸はあるものの、唇や手足が青白くなっていて、直感で

 

ああ、もう逝ってしまう

 というのがわかるほど衰弱していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

在庫のホットアイマスクで包み込んであげると

ちょっとだけきんじろうは動くようになりました。

でも、ほぼ意識はなさそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

どうして今まで病気に気づけなかったんだろう。

ごはんをあまり食べない日、あまり動かない日、もしかしたら病気で苦しんでいたのかもしれない。

 

 

こどもが生まれて、きんじろうを見る時間は確実に減っていました。

 

 

もっとちゃんと見てあげれば

もっと早くに治療ができたかもしれないのに。

 

 

 

 

 

 

 

私の手の中で、きんじろうは死にました。

 

ホットアイマスクにはハムスターの大きさを考えると大量の血がついていました。

 

 

 

先生いわく、

ハムスターには止血剤は使えないらしく、血を止めることはできませんでした。

 

 

 

ハムちゃんが頑張るしかない

みたいです。

 

 

 

 

 

それでも、最期だけは看取ってあげられて本当に良かったと思っています。

 

もし、巣箱で誰にも知られずに

冷たくなっていたら

と思うと

 

 

 

それよりはましだったかな、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからペットを飼おうかなと悩んでいる人へ

 

 

 

 

ペットはかわいいです。

 

ですが、かわいさのピークは小さいうちで、あっという間に過ぎ去ります。

その先は、どんどん老いていくだけです。

見た目も、例えば目の色だったり、毛づやも悪くなりますし、おしりまわりも汚くなってきます。

 

もし何らかの病気が発覚して、

今までの餌が食べられなくなったら

とんでもなく高級な餌でないといけなくなるかもしれません。

 

また、その高級な餌を更にふやかして、つぶしてあげないと食べられないかもしれません。

 

病院代は一回に数千円~数万円かかるかもしれません。

 

家中うんこまみれになるかもしれません。

 

 

 

 

それが何年目続くかもしれません。

 

 

それだけの生活に耐えられる

覚悟と財力があるのか?

 

一度よく考え、話し合い、よくよく

 

よーく考えてから飼ってください。

 

 

 

 

特にハムスターは

寿命が短いのと、小さい生き物なのでろくな治療はできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、きんじろうを飼ったことを後悔しているわけではありません。

きんじろうは夫婦二人に毎日話題と笑いを沢山与えてくれました。

つわり中、しんどい時に

何十分もぶっ続けで回し車をカラカラするきんじろうを見て癒されました。

 

ぷりぷり歩く姿はもう、これ以上ないほどにキュートでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

きんじろうが突然いなくなったこの生活に

まだ慣れていない自分がいます。

 

喪失感

というものは

なくそうと思ってなくせるものではありません。

 

 

 

でも、このままぼーっときんじろうのいない生活を受け入れずに過ごすより

こうやってブログに書き残して、いつかペットを飼う誰かの役に立った方が

きんじろうと報われるだろう

と重い腰をあげてみました。

 

 

 

 

文章はおそらく支離滅裂で読めたものではないでしょう。

でも、今の私には

見直す気力がないので、あえてこのままアップさせていただきます。

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとうございました(^-^)


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